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豆知識 vol.0006

『ケイエスシーの豆知識』

豆知識の投稿です。
アトピー性皮膚炎についての、最後の投稿になります。
ステロイドの副作用について、です。

『ケイエスシーの豆知識』

「ステロイド外用薬の副作用」
ステロイド外用薬に関して、根拠に乏しい不信感が広がった原因の一つに、
副作用の印象が強いことがあると思います。
確かに、注意すべき副作用はあります。

・皮膚の菲薄化・毛細血管拡張
ステロイド外用薬は、不都合な免疫反応(アレルギー反応)を抑える代わりに、
皮膚の細胞増生を抑えてしまう働きがあります。
そのため、皮膚が薄くなり、皮下血管が透過され毛細血管が浮き上がってみえるようになることがあります。
この副作用は軽い症状であればすぐに治るのですが、重い症状になるとなかなか元に戻らないので注意が必要です。

・ヘルペス、カンジダなど感染症に弱い。
ステロイド外用薬は体にとって不都合な免疫反応(アレルギー反応)を抑えるとともに、
皮膚表面の皮膚表面の免疫系の働きも抑えてしまいます。
症状の変化やその原因に合わせた対処が重要になりますので、やはり定期的な診察が大切です。

・ステロイドざ瘡(ステロイド外用によるにきび)
個人差がかなりありますが、ステロイドを長期間ぬっているとニキビが出来やすくなる事があります。
ステロイドを塗っていてニキビが出来たら再度受診して対応を相談しましょう。

これらの副作用は、適切に使用すれば未然に防いだり、最小限に留めることができます。
やはり、皮膚科専門医を受診し、医師の適切な判断に従って正しく使用し、
自己判断や根拠のない流言飛語に惑わされないことが大事です。

2015年8月22日 1:40 PM  カテゴリー: 豆知識

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